ぽぽのデータ
- 食道に小さな穴が開いている
- 噴門(食道と胃の間)のすぐ上の傷跡がケロイド状
- 慢性肺炎
- 歯周病
- 甲状腺ホルモン低下
- 軽いてんかん
- マイボーム腺の詰まり
- 鼻の極度の乾燥
- 角膜トラブル
- 補足:食いしん坊
病気の経緯を詳しく知りたい方はコチラ
食事の仕方
食道に穴が開いていると分からなかった時に水分や白い泡を吐いていたので、色々と試行錯誤しました。巨大食道症の子と同じ食事のあげ方で吐かなくなったので、立ち食いスタイルです。ただ、巨大食道症の子とは違って、食後は特に立たせることはしないで済んでます。
食卓のイスの座面までが、ぽぽの食道から胃までが直線になるので、ちょうどいい高さなのです。
食事内容についてはコチラ
水分摂取
食道に開いている小さな穴を通じて、水分が器官に流れ込んでしまう確率が高くむせ返して吐き戻してしまいます。お水が大好きだったので可哀想なのですが、氷を小さく砕いてあげています。
歯みがき
夕飯の後は必ずします。時間のある時は朝ごはんの後にもします。歯みがき粉や歯ブラシは歯の先生から勧められた物です。
歯みがき粉
肺炎予防のためにも、歯周病菌退治をしてくれる「ORALPEACE」を使っています。これは、高齢の方や自分でうがいが出来ない方が使われている物なので、うがいの出来ないわんこにも安心です。
歯ブラシ
「TePe SPECIAL CARE」(私は日本で取り扱っている会社の通販で購入してます)を使っています。TePe のシリーズの中でも SPECIAL CARE は信じられないほど柔らかいです。ぽぽは、既に歯周病で歯ぐきの状態がよくないので、もし力が入ってしまっても痛くないので安心して使えます。歯の先生のところに行く前は、指を使ってガーゼで歯と歯ぐきをごしごししていたのですが、この方法だと逆に歯ぐきと歯の間に汚れが入り込んでしまうそうです。歯ブラシで掻き出すのが基本だそうです。
薬の吸引(ネブライザー)
色々探しましたが、お手入れが簡単でお値打ち感もあるオムロンの「omuron NE-C28」(通販サイトを見比べて一番お値打ちの品を購入)にしました。
明け方に唾液を誤嚥することが多いので、寝る前に1日1回、薬4種類(ゲンタシン、メプチン、アレベール、インタール)を吸引します。気管支や肺の調子が今ひとつの時には1日2回になります。
抱っこでお利口さんにできるのですが、5分ちょっとが限界です。ご褒美にバニラアイスを2口ほどもらえるのが楽しみで頑張ってます。
2回の時は、アイスのあげ過ぎが気になるので、特別なおやつのご褒美にしたりします。
飲み薬
基本5種類(チラージン、ビソルボン、プリンペラン、ムコダイン、ブリカニール)に定期健診の結果で追加されます(アスピリン、バイトリル、ウルソ、スパロールなど)。
錠剤は絶対に飲み込まないので粉末にしてもらっています。食いしん坊のおかげで、ごはんに混ぜれば問題なく飲んでくれます。
鼻の保湿
蒸しタオルできれいに拭いて、舐めても心配ない食用のオリーブオイルを塗っています。
ここ2年程、鼻が急にカサカサするようになりました。薬の副作用かな…?
犬の保健室(女性の獣医さんがおひとりでやっていらっしゃる診療所兼相談室みたいなところです)の先生から教えて頂いた「オリーブオイル保湿」です。
歯の先生から教えて頂いた「はちみつなどの美味しい物をちょこっと塗る」のもやっていました。これは、年と共に悪くなる舌の動きの改善になるそうなのでやっていましたが、今はオリーブオイル保湿を主にしています。
目のケア
蒸しタオルで片方ずつ温めて、目やにが出ていたら拭きます。
マイボーム腺の詰まりに「ムコスタ」という目薬が出される時は、目薬をさします。
目やにが黄色い時は即病院ですが、白い時はこのマイボーム腺の詰まりが原因のことが多いようです。
多分、お世話はラク
食いしん坊で神経が太く動じない子お利口さんなので、諸々のお世話は比較的ラクにやらせてくれます。