ぽぽのごはん内容

ごはん内容

ママの完全手作り食です。まさに「管理栄養士監修」です。ちなみに、最近は(2018年)、ペット学会の「ペット栄養管理士」という学会認定資格がありますが、こちらは民間資格で、管理栄養士は国家資格です。

栄養素算出

現在のぽぽの体重は、2.8kg弱ですが、当時は3kg前後でした。なので3kgで計算しています。以下は1回分の栄養摂取量です。

  • エネルギー…127kcal(1日254kcal、朝夕の2回食)
  • たんぱく質…63~64kcal
  • 炭水化物…13~26kcal
  • 緑黄色野菜…13kcal
  • 淡色野菜…適量
  • カルシウム=リン×2

★食品の重量とカロリー例
さんま15g=45kcal
牛肉赤身15g=30kcal
豚肉赤身15g=19kcal
鶏もも肉15g=21kcal
鶏むね肉15g=18kcal
豆腐1/3丁(67g位)=50kcal
納豆1/2パック(25g)=50kcal
きなこ5g=20kcal
小松菜100g=14kcal
にんじん中10cm(100g)=37kcal
かぼちゃ14g=10kcal
しそ油小さじ1(5g)=40kcal
白ごはん6g=10kcal

メニュー

基本4パターンに、食材を変えてローテンションしてます。
1.おじや…ごはん・肉か魚・野菜・すりごま・青のりかひじき

2.ごはん…ごはん・納豆と鰹節か焼き魚・茹で野菜・すりごま・青のりか海苔

3.ミートローフ…ごはん・肉・野菜・すりごま・青のり

4.パンor麺類…パンor麺類・肉か魚・野菜・水溶き片栗粉・(乳製品)

食材

調味料は使いません。犬にあげてはいけないと言われている食品以外はあげています。
<犬にあげてはいけない食品>
ブドウ、マカデミアンナッツ、にんにく、玉ねぎ、ねぎ、チョコレート、香辛料、キシリトール、カフェイン、アルコール、アボカド*、生の肉・魚・卵*、乳製品*

🐶ぽぽの場合🐶

  • 乳製品…あげていますが、体重も脂質も問題く、乳糖不耐症ではないので特に問題ありません。犬の半数位は乳糖不耐症だそうです。
  • アボカド…昔はいけないと言われていなくあげていましたが、特に問題ありませんでしたが、知ってからはあげていません。
  • 生の肉・魚…平気な子もいるようですが、食中毒が怖いのであげていません。
    卵はしっかり火を通せば使えます。

とろみ

人間と同じで、とろみがないと誤嚥しやすくなります。毎食の事なので、とろみをつけるのは結構面倒です。いい手抜き方法はないかと考えて色々と試しました。結局、主食でとろみの付け方が変わります。

  • 基本1.2.のごはんを使う時…ごはんを潰してとろみをつけます。
  • 基本4.のパンや麺類の時…水溶き片栗粉でとろみをつけます。もっとお手軽にとろみをつけるには、見た目は濁りますが、上新粉を使うと水に溶かなくてもいいのでラクです。
  • 基本3.のミートローフは、食材全部を練り込むのでとろみ付けはしなくても大丈夫です。
  • 他にも「かぼちゃやじゃがいもを潰してもったりさせた」り「オクラを刻んで水に浸けておくとネバネバがでてくる」のでトロミ代わりに使ったりします(裏技?!ということで)

固さや大きさ

柔らかく茹でます。レンジでチンでもOKです。
ごはん以外の材料は、あらかじめ包丁で刻むか、出来上がった時にキッチンバサミで刻んで小さくします。

毎日手作りするには


初めに摂取栄養素に基づいて作ります。それを「だいたいこんな感じ」と覚えて、後はいちいち計ったりしないで頭でざっくり計算して「こんなものかな」と作っています。
管理栄養士にとって食事の栄養計算はパッと見でだいたい分かってしまいますが「パッと見の計算は無理~」という方は、初めに何パターンか決めて計算してそれをローテーションすれば、それほど苦にはならないと思います。
ぽぽのように、傷の後遺症でカリカリフードは難しい子や市販のフードが苦手な子など手作りごはんにする子の理由は様々だと思います。「手作りしたいけれどよく分からないとお困りの飼い主さん」と「わんこが喜んで食べられる美味しいごはん」の参考になれば嬉しいです。

ぽぽの毎日ごはんはコチラ
食事のあげ方についてはコチラ

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